豊かな自然と家族がつながる家
地元産の良質な木を豊富に使った空間は、森林浴さながらの心地良さ。一枚板の造作キッチンやカウンターなど、見事な職人技も際立ちます。奥さまが願った「つながり合う暮らし」も実現。LDKを中心に回遊性のある間取りは家事を効率的に、抜け感のある空間では子どもたちの気配をいつも感じられます。
引き戸を開ければどの空間も1つにつながり、玄関土間に置かれた薪ストーブが家全体を暖めてくれます。
自然と共生し、中も外からもつながった暮らしが営まれていく。素朴でおおらかで優しくて、家族の結びつきも一層強まる素敵な家です。
住宅の建設時、居住時、廃棄まで一生涯、CO2の収支をマイナスにするLCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)です。
お客さまの声
兵恵建設スタッフの住まいです。2019年4月に新築した住まいについて語っていただきました。
家を建てようと思ったきっかけは?
もともと同居住まいだったので、子どもの成長につれて空間が必要になり、家を考えはじめました。
はじめは祖母の家のリフォームも考えましたが、家の状態を見ていただき、建て替えがいいだろうという話になりました。
当初高性能の家を建てる思いはなかったのですが、社長から省エネや補助金制度のあることなどを聞き、将来を見据えたLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅を新築することにしました。
今まで働いてきたなかで、たくさんのお客さまの家を見てきて、「いいなぁ」と感じる家が多かったし、希望に沿った家づくりが行えることなど、実際に自分の家が自社で建てられることになり、とても嬉しかったです。
建築中の感想は?
間取りは自分たちの希望をうまく形にしてくれたプランでした。
実際に建てはじめると、造作部分の高さやサイズを決めるのが難しく、会長や社長にアドバイスをいただきながら進めました。大工さんも細かく確認してくれ、提案もしてくださいました。
自分の家づくりを通して、家を建てるのに多くの人が携わっていることや、一人ひとりの力を合わせて、一つの家を作り上げていくことは本当に大変な作業だということを実感しました。上手くいくこともあれば、そうでないこともあります。それらの困難を乗り越えて、最終的にでき上がった家に住むことができて感謝しています。
住み心地はいかがですか?
とても快適です。寒さの厳しい地域なので、冬の寒さを心配していましたが、断熱性能を高めていただいたため、暖かく省エネに過ごすことができています。LCCM住宅にして良かったと実感できています。
木がたくさん見え、造作建具や造作家具などの雰囲気も気に入っています。ぐるっと廻れる動線で、建具はすべて引き戸にしたつながりのある間取りなので、子どもたちの居場所が分かりますし、薪ストーブの熱も伝わりやすく、家全体が心地いい暖かさになります。
もっとこうすれば良かったな、という部分は暮らしはじめるとやっぱり出てきますね。でも生活に合わせて使い方を工夫したり、自分たちで少しずつ手を加えながら、だんだんと理想の暮らしを実現できればいいなと思っています。
あと、最近犬を飼いはじめたので、建てる時に計画していれば良かったと思うことがありました。ペットを飼う予定や希望のある方は、計画に入れておくことをおすすめします。
あとがき
自然素材をふんだん使用した、温もりのあるお家です。弊社初のLCCM住宅ということもあり、入居後も度々見学を受け入れていただいていますが、いつもきれいにされていて、丁寧な暮らしが垣間みれます。
見学されたお客さまからは、床材やタイルなど「同じものを使いたい」と参考にされる方も多数おられます。実際に家を建てて暮らしてみて、広さや使い勝手、快適さなど具体的にアドバイスできることも増えたかと思います。
今後も弊社スタッフとしてお力添えをいただければと思います。
オープンハウスの感想
『豊かな自然と家族がつながる家』
広めの土間と土間収納のある玄関の構造がよかったです。
造作キッチンが部屋と一体感があってよかったです。
木をたくさん使ってあり、とても素敵でした。