住んでみてわかる、暖かい家の心地よさ
兵恵建設代表の兵恵慎治です。
現在、我が家の室温は24℃
暖房をつけていません。
こういう時に、家の快適さやありがたさを感じます。
もちろん、暖房をつければもっと室温を上げることはできます。
別に「無暖房で頑張ろう」と意地になっているわけではありません。
ただ、必要ないのでつけていない、という感じです。
さて今日は、暖かいお家と性能についてです。
もう何度も語られてきたテーマかもしれませんが、実際に自分が住んでみて感じたことをお伝えしたいと思います。
高性能住宅をつくるためには、断熱や気密、換気など、建物の理屈をしっかり理解することが大切です。
そしてそれらは、勉強すればある程度わかります。
ですが、実際に住んでみると、理屈だけでは見えてこないことがあると感じます。
実際の生活を体感することで、見えてくることがあります。
モデルハウスでの体感も、もちろん参考になります。
ですが、それだけでは分からないこともあります。
モデルハウスではあえて暖房を強めにかけて、暖かく感じてもらうようにしていることもあります。
でも、実際の暮らしはまた少し違います。
外がこのくらいの寒さの時、室内はどんな感じなのか。
朝はどうか、夜はどうか。
暖房をどのくらいつければちょうどよいのか。
あるいは、つけなくても快適に過ごせるのか。
こういうことは、やはり実際に住んでみて初めて分かる部分が大きいです。
これは施工の面でも同じです。
住んでいると、「このあたり、少し冷たく感じるな」と気づくことがあります。
すると、どこに熱橋ができやすいのか、どう納めたらもっと良くなるのかが見えてきます。
設計の面でも、どのくらい断熱すれば、どのくらいの心地よさになるのか。
数字だけではなく、暮らしの感覚として分かってくるようになります。
設計して、実測して、体感する。
この繰り返しが、とても大事なのだと思います。
性能値の先にある、実際にどう暮らせるかまで分かってこそ、本当に良い家づくりにつながるのではないかと思っています。