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暖かい空気は軽い?冷たい空気は重い?比容積について
兵恵建設代表の兵恵慎治です。
今年は例年に比べて暖かい秋ですね。
秋といえば紅葉が楽しみな季節です。
自然が見せてくれる色の変化は、本当に美しいものです。
さて、今日は雨が降りそうな空模様です。
雨が降る仕組みについて少し掘り下げてみましょう。
まず、暖かい空気は冷たい空気よりも軽い
というのはご存じかと思います。
これには「比容積」という概念が関係しています。
比容積とは、1kgの空気が
どれくらい膨らんでいるかを表す数値で
単位は㎥/kgです。
つまり、1kgの空気がどれだけの体積を持っているかを示しています。
例えば、比容積0.90㎥/kgの空気と
比容積0.81㎥/kgの空気を比べると
比容積が小さい0.81㎥/kgの空気の方が重い
つまり密度が高いです。
逆に、比容積が大きい空気は軽く、密度が低くなります。
温度が高くなると空気は膨張し、その結果
比容積が大きくなります。
暖かい空気が上昇し、上空で冷やされると飽和し
結露して雨が降るという構造です。
普段何気なく感じている気候の変化や室温の変化も
このような物理的な仕組みが関係しています。
これを知っていると、天気予報が少し面白くなるかもしれませんね。
この記事を書いた人
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji
社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。