突板について
兵恵建設代表の兵恵慎治です。
阿吽の呼吸(あうんのこきゅう)という言葉があります。
二人以上の人が何も言わなくても
お互いの気持ちや意図が通じ合い
タイミングよく、調和を持って行動できることを指します。
もともとは仏教の用語で
「阿」は開いた口から出る音
「吽」は閉じた口から出る音で、万物の始まりと終わりを象徴しているそうです。
そこから転じて、言葉を交わさなくても
気持ちや動きがぴったり合うことを表現するようになったそうです。
ものづくりの現場においては、チームの阿吽の呼吸が非常に重要です。
日々、互いに信頼し合いながら
チームワークを大切にして、最高の家づくりを目指して毎日頑張っています。
さて今日は、突板(つきいた)についてお話いたします。
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突板は、木材を薄くスライスし、ベニヤ板に貼り付けた板で
主に家具や内装の仕上げ材として使われます。
その見た目は無垢材とも遜色なく
美しい木目を活かしたデザインが可能です。
また、薄い木の板をベニヤに貼り付けたものなので
無垢材よりもコストを抑えられる点が大きな特徴です。
突板はさまざまな木材を使用して作ることができます。
たとえば、オークやタモといった広葉樹だけでなく
国産の針葉樹も使用可能です。
これにより、木材の種類や質感に応じて
デザインの幅が広がり、お客様の好みに合わせた仕上げを実現することができます。
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突板のもう一つの利点は、そのメンテナンスのしやすさです。
無垢材に比べて反りも少なく
汚れがついても比較的簡単にお手入れができるのが魅力です。
ぜひ、ご自宅のインテリアや家具に突板を取り入れて
その美しさと機能性を実感してみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
![兵恵 慎治](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/05/staff_shinji_s.jpg)
社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。