Loading...
blogブログ

木材の柾目、板目の違いについて

兵恵建設代表の兵恵慎治です。

秋の気配が深まる中、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

仏教には「鬼子母神(きしもじん)」という神様がいます。

鬼子母神は、かつて多くの子どもをさらっていた悪鬼神が

仏の教えによって悔い改め、子どもたちを守る

優しい母の神となったそうです。

鬼子母神の物語は、守るべきものへの深い愛の物語です。

我々も地域の工務店として

皆様の暮らしを守る存在でいたいと思っています。

さて今回は、木材の「板目(いため)」と「柾目(まさめ)」

についてお話させていただきます。

板目は、国産の木材を選ぶとよく見られる木目で

年輪が大きく現れます。

力強い木目や木の自然な表情を楽しむことができます。

一方で、海外の木材には柾目のものが多く見られます。

ですが国産でも柾目の木材を手に入れることもできます。

どちらが優れているということはなく

お好みやお家のテイストに合わせて

柾目か板目を選ぶことが大切です。

例えば、国産の板目を天井や壁に使用すると、

やや和風の印象が強くなります。

反対に、柾目を使うと、スッキリとしたデザインとなり

洗練された印象のお家になります。

和の温かみのあるテイストをお好みなら板目を

シャープでスッキリとした印象を目指すなら柾目を選ぶと良いでしょう。

また、同じ板目や柾目でも

樹種によってその印象が大きく変わることもあります。

樹種については、また今度詳しくお話させていただきたいと思います。

この記事を書いた人

兵恵 慎治
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji

社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。