高性能住宅の吹抜けと空調計画について

兵恵建設代表の兵恵慎治です。

今回は、引き続き人気の高い「吹抜け」と

その空調計画についてお話ししたいと思います。

吹抜けは、家の中に開放感をもたらし

視覚的にも広がりを感じさせる素敵なデザインです。

自然光も取り込みやすいというメリットがあります。

しかし、その一方で、断熱気密がしっかりしていないと

吹抜けがあるために夏は暑く

冬は寒いという課題に直面することになります。

吹抜けのある家では

十分な断熱気密と空気の流れを

考慮した空調計画が不可欠です。

断熱気密がされていない吹抜けでは

吹抜けがないお家よりも熱が移動しやすく

エアコンが効かないお家になってしまいます。

対して、断熱気密がしっかりされた家では

吹抜けを介して小さなエアコンで

全館空調が可能となります。

私たち兵恵建設では、吹抜けのある家でも

快適に過ごせるよう

家全体の断熱性能を

Ua値0.32以下、C値0.4以下と高い基準に設定しています。

この高い性能のおかげで、吹抜けを介して

1階のエアコンで2階を暖めたり

2階のエアコンで1階を冷やすことが可能です。

エアコンの大きさとしては8畳用を使うことが多いです。

高い断熱性能と気密性能があれば

小さなエアコンでも吹抜けを介して

家全体の温度を効率的にコントロールできるのです。

つまり、高性能住宅での吹抜けは家全体を

空調するために必要な要素なのです。

私たちと一緒に、快適な理想の住まいを実現しませんか？

兵恵建設では、いつでもご相談をお待ちしております。