北面の窓は贅沢？
兵恵建設代表の兵恵慎治です。
今朝の津山の気温は15℃、肌寒く感じる気温でした。
断熱が不十分なお家では室温が下がり体が冷えて
体調に影響する可能性もあります。
超高性能住宅にお住まいの方は今朝の寒さは
室温が下がっていないため、感じてないはずです。
お体に健康にも影響するのが
超高性能住宅です。
さて、今日は北面の窓についてお話ししたいと思います。
北面の窓と南面の窓の違いにつきまして
南面の窓は日射を取得できるのに対し
北面の窓はほぼ日射を取得できません。
もちろん、窓の方が壁より断熱性能が下がるため
北面に窓を付けると家全体の断熱性能も下がります。
それでは、北面に窓を付けるメリットは何でしょうか？
それは、安定的な採光が取れるということです。
また、景色が良ければ眺望も楽しめますね。
窓をコストパフォーマンスで評価するなら、
冬場暖房になる日射取得が絶対的な評価軸になります。
コスパだけで考えると
家の断熱性能が下がる北面の窓を取らなくても
壁にすればよい。
家の明るさについては
照明で家を明るくすれば良いという
考えになるかもしれません。
つまり、北面の窓の有効活用には
コストパフォーマンスだけでは説明できない
豊かな暮らしを実現する考えがあります。
夏場に南面を外付けブラインドなどで
日除けをしていると
採光も取りづらくなり
眺望も望めなくなります。
そんな時に、特に眺望と採光が取れる北面の窓が活躍します。
勿論、むやみやたらに北面に窓を付けると
家全体の断熱性能が下がってしまいます。
北面の窓を上手に配置する条件ですが
根拠のないポエムではなく、数値化された本当のパッシブ設計を
理解したうえで可能になります。
北面の窓が断熱性能にどう影響するか
外皮計算すらしてないようでは…ちょっともの足りないかもしれません。
設計士さんの腕の見せ所と言えるでしょう。
北面の窓を活かした設計で、より快適で豊かな住まいを
実現してみませんか。
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この記事を書いた人
社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。