「丈夫で長持ちする家づくり」について
兵恵建設代表の兵恵慎治です。
6月になりました。
6月になり、暑さと湿度も
感じるようになると
除湿が重要な課題となります。
この時期に一番シンプルで効果のある
除湿方法として、超高性能住宅のルームエアコンを
利用することが挙げられます。
6畳もしくは8畳用のエアコンを
ゆるく回し続けることが除湿のコツです。
![](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2024/06/setsuden_airconditioner_man.png)
ただし、前提条件が超高性能住宅
でなければその効果は見込めません。
Ua値0.32以下、C値0.4以下の
兵恵建設の標準仕様の住宅であれば
効果は見込めますが、世に出回っている
多くの住宅は該当しません。
さて、今回は「丈夫で長持ちする家づくり」
についてお話しさせていただきます。
丈夫な家づくり
まず、丈夫な家についてですが
耐震等級3(許容応力度計算)の
認定を受けることが必須です。
これが最低条件と考えて間違いありません。
長持ちする家づくり
長持ちする家づくりには
多くの要素があります。
屋根材
屋根材には瓦やガルバリウム
弊社では2パターンの材料を主に使用します。
どちらを選んでも長持ちしますが、
大事なのは適切な設計・施工が行われていることです。
瓦を選ぶ場合、その重量に見合った
骨組みの強度が必要です。
瓦は思った以上に重く
地震時に家にかかる負荷が大きくなるため
瓦の重量を見込んだ許容応力度計算が重要です。
![](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2024/06/kagamino_new_2019_M_01-1.jpg)
![](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2024/06/kagamino_new_2018_H_02.jpg)
室内材
室内には無垢材を使用することを推奨します。
貼り物の素材は早ければ数年で剥がれてくることがあります。
![](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2024/06/kagamino_new_2019_M_03-800x534-1.jpg)
断熱
適切な断熱も家の長持ちに非常に重要です。
半端な断熱では壁体内結露が発生し
建物の急速な劣化を招きます。
また、樹脂サッシペアガラス未満の性能の窓を
使用した家ではサッシに結露が生じ
内装や躯体まで傷めることになります。
またその結露がカビの発生を誘発し
カビが原因で住む人の健康リスクも高まります。
![](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2024/06/2024_01_27_10_10_56_529_2-1-1.jpg)
また、今後、業界全体で家の高性能化は
確実に進むため、これを見越した
性能にしておかないと
将来的に世間から取り残され
価値のない家となってしまいます。
弊社ではUA値0.32以下 C値0.4以下を
将来を見据えた最低数値として
設定しています。
丈夫で長持ちする家を建てるためには
これらなどの要素を考慮し
適切な設計と施工を行うことが不可欠です。
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この記事を書いた人
![兵恵 慎治](https://hyoe-kensetsu.com/wp-content/uploads/2023/05/staff_shinji_s.jpg)
社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。