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気密性能の塩梅について

さて今回は、お家の気密性について、私の自宅の経験をもとにお話ししたいと思います。

私は自宅の気密性を確保するのに苦労しました…

というのも、自宅をということもあり、屋根断熱と天井断熱を組み合わせたりして

意図的に難しい気密ラインを試して、気密性に問題ないか実験してみました。

初回の気密測定の結果、

C値は0.6でした。

0.6という数値で問題ないと

感じる方もいるかもしれませんが、私の自宅はパッシブハウスの認定申請を

目指しているため、パッシブハウスの基準を下回るために

おおむねC値0.2以下とする必要があります。その後、0.6から気密性を

向上させるために各所にテープを貼りまくり、

C値を0.1まで低下させることができました。

この作業を通じて、C値0.6の数値は実はかなりの隙間があるな…と実感しました。

この隙間を放置して、何十年もの間、生活することは、ちょっと心配かな~と思いました。

もちろん、お家の良さは性能面、だけが全てではないと思っています。

デザインを優先して玄関を引き戸にしたり

大開口サッシを採用し気密性を犠牲にする場合も

あっても良いと思っています。


ですので弊社では、デザインと性能のバランスを考慮し、C値0.4以下を基準として

お家を作っています。

この記事を書いた人

兵恵 慎治
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji

社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。