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室温と体感温度について

今回は室温と体感温度の関係についてお話しします。体感温度につきましては注目されることは少ないですが、室内環境の快適性に大きく関係する大変大事な要素です。

体感温度は、(室温 + 室内表面温度)÷ 2 と定義されています。

この体感温度が高性能住宅とそうでない住宅の快適性を大きく左右すると言っても過言ではありません。

例として、性能が低い住宅では暖房を強く動かして、室温が22℃になったとしても足元が寒いことがあります。

窓際も寒く感じ、高性能住宅と比較して快適とは言えない住環境です。これは表面温度が低いためです。一方、高性能住宅では22℃の室温でも非常に快適で、足元も窓際も暖かいので電気ストーブは不要です。

そのため、暖房による光熱費も大幅に節約できます。

窓も体感温度に影響を与えます。トリプルガラスを採用することで表面温度の低下を防ぎ、窓際の寒さを大幅に減少させることができます。

また、付加断熱を行うことで木部熱橋を減らし、表面温度を均一にします。付加断熱は柱の間に断熱材が入りきらない場合にも有効であり、木部熱橋の防止にも寄与しています。

暖房のみで室内環境を快適にするアプローチは間違っているわけではありませんが、表面温度が均一でないために超高性能住宅と比較して十分な快適さを得ることは難しいです。

さらに、光熱費も増加し、暖房機器の費用も高くなります。

したがって、快適な住環境を実現するためには、暖房だけでなく、十分な断熱が不可欠です。光熱費が安くなり、かつ快適な住環境が手に入るなら、家を建てる際にはしっかりと断熱、トリプルガラス、付加断熱を施すことが賢明です。

これにより暖房機器も小さくて済み、初期コストや取り換えのコストも安くなります。

弊社では、津山エリアでトップクラスの性能値を誇り、新築住宅の断熱性能をUa値0.32以下とし、付加断熱+トリプルガラスを標準

C値0.4以下を最低基準として設定しています。

お客様に快適な住まいと、快適な住まいを通じた豊かな暮らしを誠実な心で提供しています。

この記事を書いた人

兵恵 慎治
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji

社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。