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日本製高性能木製サッシ「佐藤の窓」

今回は、香川県丸亀市の大丸工業さんで製作されている「佐藤の窓」をご紹介します。佐藤の窓は、ドイツのsmartwin社とライセンス契約を結んで作っている高性能な木製の窓です。

業界全体では近年トリプルガラスを使うことも増えてきましたが、一般的によく使われているトリプルガラスを採用したサッシと佐藤の窓では性能が大きく違います。

まず断熱性能について。佐藤の窓の断熱性能uw値(窓の断熱性能を表す数値、数値が小さい程断熱性能が高い)は、0.62W/m2Kで国内大手メーカーの樹脂サッシトリプルガラスU値1.00W/m2K程度と比較し、約6割増しの断熱性能です。これはほぼ壁といっても過言ではない断熱性能です。断熱上弱点となるフレームには、断熱材を貼り補強するなどの工夫もされています。

続いては日射熱取得率(ガラスを通して日射が入ってくる割合)について。通常ペアガラスをトリプルガラスにアップグレードすることで断熱性能はよくなりますが、ガラスが1枚増えることで日差しを遮ってしまいます。国内大手メーカーのトリプルガラスの日射熱取得率は40%程度、対して佐藤の窓の日射熱取得率はなんと60%、国内大手メーカーの1.5倍です。冬は窓が暖房の役割になるのです。かつガラスはとてもクリアで、一見しただけではトリプルガラスとは分からない程の視界の良さです。

また、国内大手メーカーの高断熱樹脂サッシでは大きな窓は作れません。樹脂サッシはフレームの強度がアルミサッシや木製サッシに比べて低いためです。アルミサッシですと大きな窓は作られるのですが、フレームの断熱性能が低いので、結露が生じる場合があります。木製サッシは強度があり別添の写真程の大きな窓を製作することができます。

そして窓枠が上下左右全て同じ幅なのも見栄えがいいポイント。これは窓枠コーナーの特殊なパーツにより、ガラスの重さを四方の枠で支えることで可能にしています。

つまり佐藤の窓は断熱性能が高く、日射取得率も高い、大きな窓も作れ、デザイン性もよく、視界もとてもクリア、各ガラスの長所をいいとこ取りした窓と言えます。

これから新築ご検討の方は、リビングだけでも佐藤の窓を採用してみませんか? ぜひご検討ください。

この記事を書いた人

兵恵 慎治
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji

社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。