木造保育施設視察
7月22日(土)、津山市から高速道路で1時間ほどのところにある兵庫県宍粟市にて、木造施設協議会の視察ツアーがあり参加してきました。
山崎若葉保育園「宍粟わかば」
三澤文子氏設計の木造の保育園。表から見ると一見直線の平屋のような外観ですが、中へ入ると中庭を中心とした緩やかなコの字型の建物になっています。
外周りの外壁はガルバリウム、内周りには木が張られていています。
住宅のような雰囲気にしたかったという思いから、入り口はお家の玄関のよう。
廊下を含め、保育室も全て無垢フローリング。構造材は地元産の杉などをふんだんに使用しています。
見学した日はとても天気が良く、暑い日でしたが、サッシを開口していても深い軒と風通りのおかげで、室内は涼しく過ごせました。
天井の高いお遊戯室は梁の組み方がダイナミックで、まるで大きな大木が集まっているかのような空間。
この屋根の上にはOMソーラーが設置されているので、両サイドにダクトが見えています。
こんな素敵な舞台だと、園児たちも発表会の時には張り切って出し物ができそうですよね。
建物の素敵さはもちろんのこと、立地もとてもいいところでした。
園のすぐ北側には山と川があり、保育室からウッドデッキで外に出るとこの景色が見られます。
一時保育や、給食の試食会など多目的に使われるお部屋。造作ソファに造作キッチン。なんて贅沢な…!
大きな木造施設ですが、細かなところもこだわってつくられており、住宅をつくる上でも大変参考になるところがたくさんありました。こんな保育園に、自分も通いたかったな〜、子どもたちを通わせたいから地元にも欲しいな、と思えるような素敵な保育園でした。
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