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竹細工ワークショップ「四海波かご」
2023年2月23日(木)、三国竹細工同好会の山岡さんご夫婦を講師にお招きして、竹細工ワークショップを開催しました。今回つくったのは、竹細工の中でも初心者向けの「四海波かご」です。
竹細工は編むことがメインかと思われがちですが、実際は竹を割り、材料を整える作業が全工程の6~7割を占めています。今回は竹ひごをつくるところまでを講師の山岡さんご夫婦が準備してくださいましたが、参加していただいた方にも、実際に竹を割ったり、竹を割く作業も少しだけ体験していただきました。
真っ直ぐ割ったり、同じ幅に割くのもなかなか難しい作業です。この竹ひごができるまでの作業は上手くできるようになるまで数年かかるそうです。
山岡さんに作っていただいた竹ひご。とても薄く、曲げてもなかなか折れません。どのくらいの力を加えると折れるのか、感覚を掴んでいただき、早速編む作業に入っていきます。
まずは四海波かごの底部分。「四ツ目編み」という編み方で編んでいきます。
底部分が編めたら大体均等になるように形を整え、仮留めします。
続いて四方に伸びた竹ひごを束ねていきます。
好みの大きさになるよう、束ねた竹ひごを縛り、
竹ひごの先を差し込んでいくと・・・
四海波かごの出来上がりです。このままでも小物入れなどにもできるのですが、
今回はツルで持ち手をつけました。このツルも山岡さんが山から採ってきてくださいました。
吊るして飾れるような長めの取手です。皆さん、初めてとは思えないほどとても上手に出来上がりました◎
参加してくださった皆さま、講師の山岡さん、ありがとうございました。