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耐震力と安心な暮らし 〜地震に備える住まい〜

能登半島地震で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

今回は地震の被害を最小限に抑えるために、家づくりの観点からどういうところに気をつけたら良いかのか、紹介したいと思います。

地震はいつ、どこで発生するか分かりません。地震のニュースを見るたびに、「自分の住んでいる地域でも地震が起きるのではないか」と不安になる方もいるでしょう。どんな地域で地震の回数が少ないのか、データから確認してみたいと思います。

地震が少ない県、多い県はどこ?

気象庁の震度データベースで、下記条件で検索をかけたところ、地震の少ない県、多い県それぞれの上位5県は以下の表のとおりになりました。
【検索条件】
 ○1919年1月1日(全期間)〜2024年1月20日(記事作成日)
 ○最大震度4以上

地震が少ない県
1位佐賀県14回
2位岡山県19回
3位富山県20回
4位滋賀県25回
5位大阪府26回
地震が多い県
1位東京都577回
2位茨城県394回
3位北海道374回
4位福島県368回
5位宮城県283回

引用:気象庁 地震データベース検索

岡山県は地震が少ない県「第2位」

過去約100年間のうちに起こった地震回数を見て、岡山県の地震発生の少なさに安心感を覚えてしまいますが、「地震が少ない県であっても、地震への対策が必要」です。

(上記表での岡山県の検索結果)

上記の表で地震が少ない県第1位の佐賀県は、過去に震度6弱の地震を受けた経験がありますし、今回の地震では、第3位の富山県でも被害が発生しました。(能登半島地震が発生するまでは富山県は第2位で15回、岡山県が第3位で19回でした。)

このように地震が発生するエリアは時期によってバラつきが生じるため、岡山県でも油断はできませんし、日本に居住している以上は大きな地震が突然発生するリスクに備える必要があります。

地震に対する効果的な対策は、「耐震・制震・免震」の3つに分類されます。今回はその中で、耐震対策に焦点を当ててお伝えします。

地震に強い家を建てる

地震は天災であり、我々の手ではコントロールできないものですが、建物の倒壊は違います。適切な耐震性能を備えた建物であれば、倒壊を防ぐことができます。

「建物がどのくらいの地震に耐えられるか?」の目安になる指標は「耐震等級」で示すことができます。

耐震等級の3段階

耐震等級は1~3の数字で表され、数が大きくなるほど耐震強度が高いことを示します。

法律上は耐震等級1、すなわち建築基準法を守れば良く、等級2や3はあくまでも任意となります。建築基準法で決められているのであれば「等級1でも良いのでは?」思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ここで注意したいのが、耐震等級1は単発の揺れには有効でも、連続した揺れまでは考慮されていないということです。今回の地震においても、1月1日〜今日までに石川県では震度5以上の地震が15回も起こっています。1度目の揺れで倒壊はしなくても、2度、3度と繰り返し大きく揺れたとき、大きな被害を受ける可能性が否定できません。

仮に家が倒壊しなくても、傾いたり大きな損傷を受けたりすれば、そのまま住み続けることは難しくなります。住む場所を失ったり、高額な修繕費用がかかったりすると、精神的にも経済的にも大きな負担がかかります。人命を守るだけでなく、「安心して住み続ける」という視点から考えれば、高い耐震性能を備えた家を建てることが不可欠です。

兵恵建設は耐震等級3が標準仕様

地震に備えた建物の耐震性と適切な設計が、被害を最小限に食い止める大切なポイントです。

耐震等級3にも「壁量計算」によるものと「許容応力度計算」によるものがありますが、兵恵建設ではより耐震性の高い「許容応力度計算」をした高耐震住宅を建てています。

住宅の耐震基準のポイント

住宅の耐震性能の良し悪しは、以下の4つのポイントによって決まります。

建物の重さ

建物の地震への強さを考える際に、まず注目すべき要因は「重さ」です。特に、屋根が重いと建物の重心が高くなり、地震の揺れがより影響を与える可能性があります。もし床面積や耐力壁の量が同じであれば、重い瓦屋根よりも軽いガルバリウム鋼板屋根の方が耐震性が向上すると言えます。

また木造住宅は鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅よりもとても軽いため、しっかり構造を検討して設計することで耐震性能を強化しやすいと言われています。

耐力壁の量

耐力壁とは建物を支える役割をもつ壁のこと。普通の壁とは違って、筋交いや構造用面材などを入れて強度を高めてあります。耐震等級が上がるほど、必要な壁量は多くなります。

床の耐震性能

地震の揺れに耐えるうえで耐力壁が重要ですが、それに連動する床が弱いと、床が最初に崩れてしまい、地震の力を効果的に耐力壁に伝えることができません。

床は建物の荷重を支えるだけでなく、地震や風などの水平方向の力にも耐える役割を果たします。壁と床は密接に結びついているため、床の耐震性が向上すれば、それに連動して耐力壁の強度もしっかりと発揮されるのです。

耐力壁、耐震金物の配置バランス

耐力壁が多くても一部に密集して配置されていると、他の部分が手薄になり、地震の力がそこに集中して崩壊する可能性があるため、配置のバランスが非常に重要です。

また、耐震金物は土台、柱、梁などを結合するための金物であり、その配置場所も耐震性に重要な影響を与えます。2000年には土台と柱を結ぶホールダウン金物の設置が義務化されました。金物の使用場所とその形状は規定されているため、これに従って配置する必要があります。


耐震等級は安心・安全な住宅取得のための重要な目安です。兵恵建設は、将来の備えとして、安心して住んでいただけるお家を提供したいと考えております。
岡山県北地域で地震に強い家を建てるなら、全棟、最高等級の耐震等級3の兵恵建設へご相談ください。

この記事を書いた人

兵恵 慎治
代表取締役
兵恵 慎治
Hyoe Shinji

社員一丸となり心を込めて仕上げた住宅を、自信を持ってお渡しします。何でもアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。お客さまのご要望に柔軟に対応し、より喜んでいただけるように頑張ります。