板張り外壁について
投稿:2021年9月1日

外壁材は外観の印象を左右するとともに、一番雨風に晒される部分でもあるので、
耐久性や、メンテナンスのことも気になりますね。

 

見た目も気に入ったもので、コスト的にも納得がいくものを採用したいところです。

 

外壁の仕上げ材は塗装仕上げ、タイル仕上げ、ガルバリウム貼りなど色々な仕上げがあります。
それぞれの仕上げに一長一短があり雰囲気も材によって大きく変わります。

 

色んな素材がありますが、今回は板張りの外壁についてご紹介したいと思います。

 

 

弊社でも板張り外壁のお家は沢山手掛けさせていただきました。

板張りと一口に言っても、板にも沢山種類があります。
日本の木や海外の木、杉を焼いて対候性を高めた焼杉というものもあります。

 

 

 

板張り外壁のメリット

 

・木の風合いを感じられる

 

近年ではウッド調のサイディングなど、色んな建材がありますが、木には工業製品には出せない本物ならではの風合いの良さがあります。

また、年月が経っていくと木部の色は変化していきますが、それはそれでまた味わい深い雰囲気です。

劣化ではなく経年美化として素材の変化を住まいながら楽しむことができるのも魅力です。

 

 

・コスパがいい

 

コーキング材を使用している外壁では、劣化すると防水面で不安があるので、十数年に1度の補修が必要になりますが、木は適切な乾燥状態を上手に保つことができれば、数十年はノーメンテナンスでとても長持ちする建材です。条件や木材の種類によっては、30年以上メンテナンスフリーで大丈夫な物件もあるほどです。

また張り替えが必要になった際も、木の板は撤去費用、処分費用などが他の外壁に比べてとても安く済みます。

 

 

・メンテナンスがしやすい

 

着色するタイプの防腐剤を採用する場合はお施主様ご自身でのメンテナンス(塗装)も可能です。
部分的に反ったり割れたり、また、腐ったりしてしまった場合も、その部分だけやり替えができますし、ほとんどの木材が将来的になくなってしまうこともないため、同じ材料で張り替えができます。

 

※工業製品などでは、新しいデザインが出たり、それに合わせて廃番商品が出ています。

採用した外壁材が、数年後やり替えが必要になった際に材料としてなくなっている場合も考えられます。

 

 

 

板張り外壁のデメリット

 

・傷みやすい

 

あくまで木材なので、腐ったり、沿ったり、割れたりすることもあります。

 

 

・変色する。

 

こちらはメリットでもありデメリットでもありますが、年月が経っていくと木部の色が変化していきます。

 

 

・カビが生える可能性がある

 

陽当たりの悪い面などでは、通風がうまく取れず、カビが生えることがあります。

カビは見た目上気になりますが、耐久性上は問題ありません。また、年数が経てば目立ちにくくなります。

 

 

 

外壁の板張りを長持ちさせるコツ

 

基本的には、日常的にやっていただかなければいけないお手入れはありませんが、家の計画の段階で、雨風が外壁面に直接当たりにくくしたり、水切れが良いように木を施工してあげたり、水の跳ね返りを避けるために板外壁を地面から離して施工する、などの対策が必要になってきます。

 

また木の素地を見せたまま痛みを遅らせる塗料や、木の着色を兼ねた防腐剤など塗布することも長持ちさせる方法の一つです。

色あせ防止や耐久性の維持させるためには、数年に1度再塗装をしてあげることをおすすめします。

 

また湿気のあるところでは壁に沿って物を置かないこと。建物の外周をぐるりと回れる配置の余裕も必要です。

 

 

 

板張りの外壁ついてご紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?

 

いい所もあれば、もちろんデメリットもありますよね。

風合いが良く、非常にコスパの良い外壁材だと思うので、弊社でもおすすめさせていただいています。

 

既製品のように規格化された材料が揃うわけではなく、風合いも新築時から年数を追うごとにどんどん変わっていくので、

それがちょっと嫌だな、と思われる方にはもちろんおすすめできませんし、採用されない方がいいかと思います。

 

家の経年美化を住まいながら楽しみたい方、木の変化を味わいとして感じられる方にはぴったりの素材だと思います。