新築住宅の窓選び
投稿:2021年6月16日

住む人と住宅そのものを守り、省エネで夏涼しく冬は暖かい、

健康で快適な生活を送るために必要な住宅の断熱性と気密性。

 

エアコンなどの環境を快適にする大型家電が発達し、性能が向上したとしても、
住宅に「断熱性と気密性」の要素がなければ、

住宅内全体を本当に快適な環境にするのは難しいといえます。

 

そして、住宅の十分な断熱性を確保するには、住宅の断熱施工のほか、

十分な断熱性能を有する窓を選定することが大切です。

 

 

従来の一般住宅では、窓にアルミサッシ、1枚だけの単板ガラスという、

断熱を考慮しない窓が採用されてきました。

住宅の性能が向上する近年、住宅に採用する窓も性能を向上させています。

 

新築住宅に十分な断熱性を持たせるのであれば、

「樹脂サッシ」または「木製サッシ」

Low-eトリプルガラス・ペアガラス」や「トリプルガラス」を選択しましょう。

 

 

【従来のアルミサッシ窓】

 

熱を通しやすく、屋外の影響を受けやすい従来のアルミサッシ。

1枚のガラスで屋外と室内を仕切る窓は、夏は異常に室内を暑い環境にするだけでなく、

冬は窓際が寒く、結露で水浸しになってしまうという特徴がありました。

 

 

アルミの単板ガラス窓は、快適な生活を実現するにあたって、

適していない窓と言えます。

 

その理由は、熱を通しやすいこと。

断熱性が全く期待できない点にあります。

 

 

【樹脂サッシの特徴

 

樹脂サッシは、近年の新築住宅ではよく使われているサッシです。

断熱性能に優れ、暑い場所や冷えた場所においても、素材そのものがそれほど変化はしません。

 

樹脂サッシに使用されている塩化ビニール樹脂は、耐久性や加工性の良さに優れ、

自己消火性、省資源性などから、金属やガラス、木材、天然繊維などに代わる

軽くて丈夫なプラスチックとして、近年では世界的に広く一般に普及している素材です。

 

ガラスはペアガラスのほか・トリプルガラスも多くなってきています。

 

・断熱性能に優れている

・熱伝導率が小さい(外気温に左右されにくい)

・カラーバリエーションが豊富

・経年変化によって変色する可能性あり(カラーが長持ちしないなど)

 

 

【木製サッシの特徴

 

木製サッシは、自然素材を使うことで断熱性能が高いサッシです。

国内メーカーもありますが、輸入製品も多く採用されています。

ガラスはトリプルガラスが主流です。

 

「木」は樹脂と同じで熱伝導率が小さいため、

外気温に左右されることが少なく、断熱性能に優れています。

また、天然木が使われており、内観からのデザイン性もよく、

自然素材を多用した住まいにおすすめです。

 

・断熱性能に優れている

・熱伝導率が小さい(外気温に左右されにくい)

・自然素材

・デザイン性がよい

・長持ちさせるためには定期的に塗装をするなど、メンテナンスが必要

 

 

【ガラス面】

 

ガラス面はペアガラスの他、トリプルガラスというさらに性能が高いガラスも多くなっています。

さらにLow-e加工によりガラス表面に薄い金属膜を施し、

ガラスとガラスの間にはアルゴンガス・クリプトンガスを封入することで、

高い断熱性を保持します。

 

 

【断熱性の高い窓にした場合の室内の効果】

 

① 結露を防ぐ

冬場の窓の結露は、室内と屋外の温度差、そして湿気や湿度にあります。

断熱性の高い窓は、屋外と室内をきっちりと分け隔て、

結露の発生を防ぐことができる窓です。

 

② 夏場の暑さを和らげる

断熱性の高い窓は熱を通さない窓。

屋外の熱を住宅に侵入させず、室内のエアコンによる冷気を逃がさないため、

従来の窓に比べて圧倒的に夏場の暑さを和らげます。

 

③ 冬場も寒くない

冬場は窓のそばにいるだけで寒いという経験をした人も多いと思います。

冬場に室内の壁や窓などが冷えていると人体は熱を奪われ、体感上寒いと感じてしまいます。

夏場の暑さを和らげると同様、エアコンの暖気も逃がさない断熱性の高い窓の場合、

窓内側の表面温度をキープすることができ、

室内の暖気を逃がさず冬場も暖かい室内にすることができます。

 

 

【導入について】

 

樹脂サッシも木製サッシも、断熱性能としてはとても優れています。

 

一般的には、木製サッシが最も高価で、次に樹脂サッシ、アルミサッシの順になります。

サッシの価格は、窓枠の素材とともに中に入るガラスの種類によっても違いがあり、

ガラスの機能が高いほど、価格も割高になっていきます。

 

価格も高くなると、導入をためらってしまうという側面も少なくはありません。

 

しかしながら、断熱性の高い窓の導入は

長い期間を家族と快適で健康に暮らすにあたり、

住宅の断熱性の高さは欠かせない要素です。

 

熱の出入りが最も多い開口部は、

高い断熱性を持つ窓を採用することで、

住宅の多くのことに貢献する窓になります。

 

・家族の健康

・住宅の健康

・快適な室内温熱環境

・結露防止による住宅の高耐久性

・住宅資産価値

 

以上のことを考慮し、イメージやメンテナンス性、価格などを検討しながら

最適な窓を選択しましょう。

 

兵恵建設の標準仕様の窓は

サッシはオール樹脂、ガラスは

Low-eペアガラス

・トリプルガラス(一部使用)

となっております。

さらに快適性を求める方には

・木製サッシ

Low-eトリプルガラス

をお勧めしております。