室内のVOCはppbという単位で計測されます。
室内で許容出来るレベルは0ppb~400ppbだそうです。
400ppb~800ppbまで濃度が上がると
頭痛、吐き気、めまいの原因となるそうです。
また800ppbを超える
高い濃度のVOCに長期的にさらされると
肝機能障害、腎臓障害やがんなど引き起こす可能性があるそうです。
弊社では写真のuhooという測定器を使ってVOC濃度の測定が可能です。
これからも健康な住まいづくりを心掛けていきます。
本日、岡山県も梅雨明けとなりました。
記録的に遅い梅雨明けとの事です。
8月は例年通り厳しい暑さが続くと思います。
エアコンは欠かせない時期ですが
出来るだけ自然の風で涼をとりたいものです。
ですが、外気温が暑すぎて窓を開けて室内を暑くしてしまっては本末転倒です。
今回は去年の8月の気温データを元に津山市の通風可能日をだしてみました。
個人差や湿度、家のプランにも違いがあるので一概には言えませんが
一日の平均気温が25℃以下位の日を通風可能日としました。
以下のグラフより
8月下旬は通風で涼をとる事も出来そうです。
兵恵慎治
uhooを使って私の家の室内環境を測定しました。
uhooは温度・湿度だけでなく
CO2濃度やVOC等
9つの項目を測る事が出来、この項目よりウイルスの残存しやすい環境かどうかを
評価する事が出来ます。
測定結果ですが梅雨時期ですので湿度が高い結果となりました。
uhooを使って0.5回の換気で空気が本当に入れ替わっているかどうか
珪藻土は調湿効果があるのか
収納内部の無垢板張りは効果があるのか
検証していきたいと思います。
兵恵慎治
気象庁のデータより
津山市と岡山市の
夏日、真夏日、猛暑日、冬日の日数を比較しました。
参考に津山市より北の鳥取市
岡山市より南の高松市も含め比較しています。
最高気温が25℃を超えた日が夏日、30℃を超えた日が真夏日、35℃を超えた日が猛暑日
最低気温が0℃未満の日が冬日です。
気温のデータは平年値のデータを使っています。
データまとめてみました結果
夏場は津山市と岡山市目立った差は見られません。
対して冬日はやはり津山市の方が圧倒的に寒いようです。
住まいの設計にあたり
夏場の対策は岡山市と津山市で大きな差はないかと思いますが
冬場の対策には大きな違いが出そうです。
兵恵慎治
気象庁の統計データより
津山市、岡山市、鳥取市、高松市の
平年値 平均気温を比較しました。
全体的に
津山市が一番低く、その次に鳥取市、岡山市と高松市がほぼ同等です。
前回のブログで津山市より鳥取市の方が降水量が多いと記しましたが
今回のグラフより
津山市の方が鳥取市より寒いが
降水量は鳥取市の方が多いという事になります。
実際冬場、鳥取市に居ると大雪
津山市に帰ると曇りですが体感温度は寒いといった事はよくあります。
兵恵慎治
気象庁の統計データより
津山市と岡山市の年間の日照時間(上のグラフ)と年間の雨が降った日数(下のグラフ)を作りました。
岡山市と同様に温暖な気候の香川県高松市と雨が多く日照時間が少ないと言われる山陰の気候、鳥取市のデータもとりました。
岡山市は晴れの国おかやまのキャッチコピー通り、日照時間が長く雨が降る日は少ないようです。
津山市は山陰の気候とまではいきませんが
やはり岡山市や高松市と比較すると、日照時間が短く、雨が降る日が多いようです。
その他気温等の統計データも比較しながら
住宅の設計にどのように反映されるか、考えていきたいと思います。
兵恵慎治
先週の土曜日、M様邸の上棟が行われました。
梅雨の真っ只中、天候が不安でしたがなんとか持ち、
晴れた青空にきれいな木組みが映えます。
これから本格的に造作工事が始まります。
一つ一つ丁寧な工事を行い、大工さん、協力業者の方々と共に
満足していただける家づくりを行っていきたいと思います。
M様上棟おめでとうございます!
そして今後ともよろしくお願いいたします!
“晴れの国おかやま”というキャッチコピー
平成元年から岡山県のトータルイメージを表現する言葉として、広報活動をはじめ幅広く使っているそうです。
晴れの国の理由ですが
◎晴れの日が多い
◎温暖な気候。災害が少ない。
◎美味しいものが多い。
◎自然がいっぱい。
だそうです。
また統計データより
降水量1mm未満の日:276.8日で全国第1位 (気象庁「全国気候表(1981~2010年(30年間)の平年値)」)
という事です。
統計データより年間降水量の少なさや日照時間の多さも全国で上位のようです。
次回のブログで同じ県内の岡山市と津山市の統計データを比べてみます。
兵恵慎治
住宅以外の中規模建築物
事務所、診療所、保育所等は
工務店の設計施工で十分建てられます。
一般の方のイメージとして中規模建築物は
鉄骨造で地元ゼネコンや住宅メーカーに頼むという意識があるかと思いますが
木造で木の温もりが感じられる中規模建築物は
非常に良いものです。
写真は弊社設計施工の物件、自然と暮らす株式会社社屋です。
兵恵建設は木造施設協議会へ加盟しています。
兵恵慎治
省エネ住宅は電気代が少なくてすむ住宅でもあります。
私たちが支払っている電気代は主に都市部に流れていきます。
電気は主にエネルギーを燃やして作っています。
更に日本はエネルギーの大半を海外から輸入しています。
支払った電気代の行き着く先は石油王のお金になる、等という事になります。
省エネ住宅は地域からのキャッシュアウトを防ぐ役目を果たします。
省エネ住宅には高断熱化が必須となります。
柱間に断熱する充填断熱と柱の外に断熱する付加断熱は高断熱住宅には必須です。
兵恵慎治